Search this site
チェルノブイリ原発事故の問題を、
被災地の人々と共にアートで伝える新しいNGO、
チェルノブイリ・アートプロジェクト【apch】。

学生ならではの視点で、同世代に情報を発信します。
<< 放射線について | TOP | 風評被害について >>
東京消防庁隊長の会見での涙をこらえる姿に涙!!
短く集約するつもりが!!
長くなりました。(笑)
どうぞ、暇な時にお読みください

 

東日本地震発生から、早12日。

先日、9日ぶりに石巻市のおばあさんとそのお孫さんが救助されました。がれきの中で、寒さに耐え、じっと救助を待ち続つづけたお二人が助かったことに本当に嬉しく思いました。そして今もなお、決して諦めることなく懸命に救助を続けていらっしゃる救助隊員の皆様に感銘を受けました。  おそらく十分な休みもとれぬままに働き、その他苦悩を抱えている方も多くいらっしゃると思います。そんな中でも、被災地域のために働いてくれて本当にありがとう。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

そして、がれきの中を捜索し続ける方々と同様に、福島原発でも多くの作業員の方々が事態の修復に努めています。

東京電力の社員の方、福島原発の作業員の方、自衛隊の方、東京消防庁隊員の方。今こうしている間も危険と隣り合わせに、懸命に作業が続けられています。

 

 

19日の東京消防庁の会見より、放射線濃度の高い現場での放水作業に従事された後、体調不良を訴える隊員はいなかったという報告に安心しました。現在、作業を効率的に行うための緊急手段として、作業員の被曝線量の上限(これを超えた作業員は現場での作業に一切従事できなくなる)を、100ミリシーベルトから、250ミリシーベルトに引き上げられています。(これは現在福島原発で決められた線量です。ちなみに、みなさんが多く見る単位は“○○マイクロシーベルト”でしょう。単位についてはこちらより。→放射線について)

作業中も常に放射線濃度が計測され、サポート体制が整っている中での作業だったと、会見で発表がありました。このように限られた時間の中での作業が、現在行われています。

 

 

 

チェルノブイリ原発事故にあたっても、多くの方々が被曝に尻込みすることなく、作業に従事されました。

 

当時のチェルノブイリ原発は(現在のウクライナのプリピャチ市)、情報が制限されていたという社会的背景があったため、十分に市民に提供されなかったことも大きな問題として、とりただされました。

 

なので、被曝を恐れることなく、というよりも、放射線の被害についての十分に知識がなかった・知らされていなかったといった方が正しいかもしれません。

 

チェルノブイリ原発事故では、今回の福島原発事故でおきた水素爆発(原因が解明されていない部分もあるかとは思いますが)ではなく、原子炉自体が爆発した事故だったので、放射性物質が大量に漏れ出したその事故直後の現場で、

 

チェルノブイリ原発の運転員、原発職員、ソ連陸軍化学部隊など約1000〜2000人が事故処理に取り組み、次々に急性放射線障害になりました。

そして1986年6月から「愛国的労働者」など、推定60〜80万人が従事したと言われています。

 

当時の事故処理に当たる作業員の被曝線量は現在の福島原発における状況と同じく250ミリシーベルトとされていましたが、ほとんどの場合が測定されていなかったといいます。そのために、驚異的な速さで事故現場周辺が片付けられました。作業に従事した方々の多くが、現在も何らかの体調不良をかかえているというのが現状です。

 

 

チェルノブイリ原発の事故と今回の事故を、公開されている情報の限りから比較すると、

被曝線量に関しては規定が守られている中での作業のようですが、

多くの方が懸念されているように、作業員の方々の健康状態が心配でなりません。

 

どうか、同じような結果をたどることのありませんように。

ただ、そのことを祈るのみです。

 

 

 

私達が現地に行っても役に立つことは、おそらく無に等しいでしょう。

しかし、関東にいてもできることはまだまだ沢山ある。私はそう思います。

 

“今出来ることは何か。”

 

私は、とりあえず、明日は献血に行きます!

読んでくれてありがとう

参考資料:「チェルノブイリ」を見つめなおす−20年後のメッセージ
       今中哲二・原子力資料情報室編著
       原子力資料情報室発行 2006年4月

posted by pipipi | 03:53 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
コメント
コメントする










この記事のトラックバックURL
http://gakusei-project.apch.jp/trackback/56
トラックバック